お花のしっぽのライオン
作品サイズ
約15×2.5cm
高さ 約5.5cm
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落ちている流木や金属など
シルスさんが拾わなければ
きっとその場で朽ちていくもたちが
こんなにすばらしい作品になっていくなんて、
なんて素敵なんだろう。
なんだか魔法みたいですが、
シルスさんがひとつひとつに
やさしさを込めて作られているのが伝わってきます。
作家紹介
ゝシルス
「ゝ」と書いて「シルス」といいます。
今は亡き義祖父の名前です。
広告の裏面をメモ代わりにし、使い古しのタオルは雑巾にし、
外食時にはあらかじめ食べれる量にしてもらう。
声なきものへの畏敬の念を忘れない姿勢は、
私も歳を経るにつれて、大切なことだと思うようになりました。
海に流れ着いたものたち、道端に転がっているものたち。
手に取らなければそこで朽ちていくであろうものたちを
集めて創っています。
時間の経過の中で、丸みを帯びたその佇まいは深みがあり
美しく魅力的です。
そんな素材と向き合ってできる作品は、作っているというより創らせてもらっているような不思議な感覚を抱きます。
そんな作品たちが巡り合う方々の生活の中に息づき、目にした時にふっと力が抜ける..
そんな存在になりますように、との思いで制作をしています。